ムクイヌビワ

いたじい

2019年11月22日 19:42

石灰岩地に生える常緑高木。
西表で見かけたのは1,2カ所でしたが、
ここ石垣では幼木も含めて数カ所で見られました。

県道から少し脇道に入ったところで見かけたものは高さ5~6mほどのもの。




表面は光沢があり、さわるとざらついています。その「ざらつき感」は同科のホソバムクイヌビワと似ています。


枝先に果嚢がついていました。大きさは明らかにホソバムクイヌビワのものより大きく、1㎝ほどあります。


葉の基部は左右非対称で、全体的にボテッとした感じです。

○ムクイヌビワ(クワ科) 国内分布:沖縄島、石垣、西表、与那国、大東。低い石灰岩地に生息する常緑高木。雌雄異株。沖縄県RDB:準絶滅危惧(NT)、竹富町希少野生動植物種(2017 年)。





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