テツオサギソウ
12月の石垣。この日は25℃を越える夏日。
森の中は前日の雨でぬかるみ蒸し暑いです。
薄く霧がかかる中、数株のテツオサギソウが生えていました。この株は高さ40~50㎝ほどのもの。
初めて目にしたときは、一瞬リュウキュウサギソウ?かと思うほど似ている感じでした。淡い緑色の花です。
葉は全縁で両面とも毛はなく、特に表はつやがあります。この細長い葉の形からナガバサギソウという名もあるようです。
森から出る頃、靴下に2匹、ふくらはぎに1匹のヒル・・
12月といえど、ヒル対策は必要なようです。
テツオサギソウ(ラン科) 県内分布:沖縄島北部?、石垣島、与那国島。湿り気のある森林樹下に生える常緑の多年草。
沖縄県・環境省RDB:絶滅危惧ⅠB類(EN)。
関連記事