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2020年02月22日

シマアケボノソウ

ゆっくり歩いて40分ほど、標高200mほどの所。
この日は北風がふいていましたが、朝から太陽も顔をのぞかせていて暖かさを感じました。
シマアケボノソウは明るく開けた斜面の岩肌に数株自生していました。
シマアケボノソウ

シマアケボノソウ
紫色がどことなく高貴なイメージを感じさせる。

シマアケボノソウ
西表で初めて見た花ははもう少し紫色が濃い感じがしましたが、産地の環境や地質等で花色に変化があるのでしょうか・・

シマアケボノソウ
3週間ほど週末ごとに通いましたが、花弁を全開させたものもあったり、蕾から半開した状態で花を終える株もあったりで、個体によって様々な姿を見せてくれました。

これほど美しい花はなかなかないと思う。急斜面を見上げて、おそらく人の手には届かないだろうと思われる高い所に綺麗な花を咲かせている、こんな光景いつまでも残っていてほしいと心から願いました。

撮影地:石垣島

○シマアケボノソウ(リンドウ科) 県内分布:西表島、石垣島。日当たりの良い山地や林床に生える常緑の多年草。葉は同科のヘツカリンドウに酷似してます。竹富町希少野生動植物種(2017 年)、沖縄県・環境省RDB:絶滅危惧Ⅱ類(VU)。





Posted by いたじい at 15:43│Comments(0)草本自然散策
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