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2019年01月27日

コチョウインゲンとヒルギカズラ~西表島大原にて~

1/26(土) 
西部地区に比べ若干、体感温度が低く感じる西表島大原。
やまねこ発見の地、南風見田(はいみだ)の浜
コチョウインゲンとヒルギカズラ~西表島大原にて~
コチョウインゲンとヒルギカズラ~西表島大原にて~
1965年5月5日大原中学校の生徒が「南風見田(はいみだ)の浜)」へ遠足で行った際、大きなネコを生け捕り。その全身骨格が今でも貴重なタイプ標本(発見の証拠になる標本)として東京の国立科学博物館に保存されているとあります。
コチョウインゲンとヒルギカズラ~西表島大原にて~
世紀の発見ですね。

マングローブ林内で見かけたヒルギカズラ。
コチョウインゲンとヒルギカズラ~西表島大原にて~
オヒルギの近くでつるを伸ばしていました。

コチョウインゲンとヒルギカズラ~西表島大原にて~
羽状複葉なのですが、小葉は互生することもあります。

コチョウインゲンとヒルギカズラ~西表島大原にて~
葉裏はやや白みをおび、細い葉脈が見られました。

○ヒルギカズラ(マメ科) 県内分布:石垣島、西表島。マングローブ林内に生える常緑つる性木本。「竹富町希少野生動植物及び特別希少野生動植物」に指定されています。

林道沿いでは、コチョウインゲン。
コチョウインゲンとヒルギカズラ~西表島大原にて~

コチョウインゲンとヒルギカズラ~西表島大原にて~
コチョウインゲンとヒルギカズラ~西表島大原にて~
白い2 枚の竜骨弁が縁同士でくっついて筒状になり、これが長く伸びてクルッと回転しています。
花は白や紫色のグラデーション。よく見れば見るほど綺麗な花です。

○コチョウインゲン(マメ科) 県内分布:石垣島、西表島、小浜島。日当たりの良い原野に生えるつる性多年生草本。沖縄県RDB:絶滅危惧Ⅱ類(VU)。

コチョウインゲンとヒルギカズラ~西表島大原にて~
久しぶりに太陽が出たり・・気持ちよい一日でした。






Posted by いたじい at 19:54│Comments(2)草本自然散策
この記事へのコメント
いたじいさん おはようございます(^^♪

コチョウインゲンの竜骨弁(って初めてきいたかも('◇')ゞ)の形が印象的
自然って素敵ですね☆
Posted by レインボーハートレインボーハート at 2019年02月12日 07:55
レインボーハートさん、ありがとうございます。マメ科の花ってとても不思議な作りにしていて面白ですよ。小さな花が作り出した自然の造形美という感じでしょうか(^^)
Posted by いたじいいたじい at 2019年02月13日 20:06
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