2022年10月08日
伊江島へ・・
長年の念願叶って伊江島に行くことができた。
今回の旅の目的は観光2割、植物観察が8割(^^)。
フェリーからの伊江島。
伊江島タッチュウが目の前にぐんぐん迫ってくる。
近くから見るとかなりの迫力。
初日は、城山(標高約172m)登山。
こちらは南登山口。ここからだと始めにこの247段の階段を登ることになる。
一番乗りなので誰もいない(笑)。さらに城山登山口から291段、頂上まで合計538段を登る・・というより階段を上がる?。
標高は172mだが、頂上では周囲360度の大パノラマを楽しめる。
○まっすぐどこまでも続いていく・・米軍飛行場跡地にて。
○リリーフィールド公園。切り立った石灰岩が目の前に広がる雄大な景観。
○伊江島にはドイツ製の風力発電装置が4基設置されている。再生可能エネルギーが積極的に活用されているんですね。
さて・・
今回の旅で出会えた植物や昆虫・・・。
○落花生畑。ジーマミは伊江島の特産品。
○湧出海岸の岩場に生えるマルバハダカホオズキ(ナス科)。
○マルバハダカホオズキ(ナス科)の花。
○ホソバツユクサ(ツユクサ科)。
○ホソバツユクサはツユクサに比べ、苞、葉鞘に毛が多い。
○今回の旅の目的の一つはこのボウコツルマメ(マメ科)。周辺を歩き回り、やっと芝地に広がる姿に出会えた。
○ボウコツルマメ(マメ科)。1センチほどの小さな花。芝地いっぱいに葉は広がっていたが、出会えた花は3株ほど。ラッキーだったかも。
○トガリバツナソ(シナノキ科)。米軍飛行場跡地の一角で広がっていた。
○カカツガユ(クワ科)。ニャティア洞近くで。
○タイワンイチビ(アオイ科)。西崎漁港周辺の草地にて。
○ボウコツルマメの葉の下で、キタキチョウが一休み・・。
○伊江島空港から見える城山。振り返るとどこからでもタッチュウが見えていた気がする。
伊江島は周囲22㎞ほどの小さな島だが、海岸線では石灰岩が切り立ったダイナミックな自然・風景が見られた。また勾配が少なく全体的に平坦な島で、交通量もほとんどないので自転車でもゆっくり島巡りができると思う。今回は時々の雨に悩まされた旅ではあったがまた機会があれば再訪したい・・・。
今回の旅の目的は観光2割、植物観察が8割(^^)。
フェリーからの伊江島。
伊江島タッチュウが目の前にぐんぐん迫ってくる。
近くから見るとかなりの迫力。
初日は、城山(標高約172m)登山。
こちらは南登山口。ここからだと始めにこの247段の階段を登ることになる。
一番乗りなので誰もいない(笑)。さらに城山登山口から291段、頂上まで合計538段を登る・・というより階段を上がる?。
標高は172mだが、頂上では周囲360度の大パノラマを楽しめる。
○まっすぐどこまでも続いていく・・米軍飛行場跡地にて。
○リリーフィールド公園。切り立った石灰岩が目の前に広がる雄大な景観。
○伊江島にはドイツ製の風力発電装置が4基設置されている。再生可能エネルギーが積極的に活用されているんですね。
さて・・
今回の旅で出会えた植物や昆虫・・・。
○落花生畑。ジーマミは伊江島の特産品。
○湧出海岸の岩場に生えるマルバハダカホオズキ(ナス科)。
○マルバハダカホオズキ(ナス科)の花。
○ホソバツユクサ(ツユクサ科)。
○ホソバツユクサはツユクサに比べ、苞、葉鞘に毛が多い。
○今回の旅の目的の一つはこのボウコツルマメ(マメ科)。周辺を歩き回り、やっと芝地に広がる姿に出会えた。
○ボウコツルマメ(マメ科)。1センチほどの小さな花。芝地いっぱいに葉は広がっていたが、出会えた花は3株ほど。ラッキーだったかも。
○トガリバツナソ(シナノキ科)。米軍飛行場跡地の一角で広がっていた。
○カカツガユ(クワ科)。ニャティア洞近くで。
○タイワンイチビ(アオイ科)。西崎漁港周辺の草地にて。
○ボウコツルマメの葉の下で、キタキチョウが一休み・・。
○伊江島空港から見える城山。振り返るとどこからでもタッチュウが見えていた気がする。
伊江島は周囲22㎞ほどの小さな島だが、海岸線では石灰岩が切り立ったダイナミックな自然・風景が見られた。また勾配が少なく全体的に平坦な島で、交通量もほとんどないので自転車でもゆっくり島巡りができると思う。今回は時々の雨に悩まされた旅ではあったがまた機会があれば再訪したい・・・。
2021年05月30日
皆既月食 in 渡嘉敷島
5月26日の皆既月食。
渡嘉敷島でも綺麗でした。
観察場所はいろいろと探して、渡嘉敷港が眼下に見える
「平和橋」・・・。
城島(ぐすくじま)あたりから月は昇り始めました。
(^^)
地球の影に隠れ、ほとんど欠けてきました。
「赤みを帯びた満月」。綺麗な皆既日食。
‘幻想的な天体ショーをしばし楽しみました。
次回、スーパームーンと皆既月食が同時に見られるのは・・
2033年10月8日です。
渡嘉敷島でも綺麗でした。
観察場所はいろいろと探して、渡嘉敷港が眼下に見える
「平和橋」・・・。
城島(ぐすくじま)あたりから月は昇り始めました。
(^^)
地球の影に隠れ、ほとんど欠けてきました。
「赤みを帯びた満月」。綺麗な皆既日食。
‘幻想的な天体ショーをしばし楽しみました。
次回、スーパームーンと皆既月食が同時に見られるのは・・
2033年10月8日です。
2021年02月06日
オキナワチドリの花が咲き始めました・・。
草地に咲くシマコガネギクの花を撮っていたら、
偶然足下に・・・。
数年ぶりの出会いに心躍りました。
○オキナワチドリ(ラン科)。
日当たりのよい草地、ときに海岸沿いや山地の川岸などに群生する地生ラン。高さは10㎝程度。よく見る花は淡紅紫色をしていますが、まれに白色もあります。沖縄県RDB:絶滅危惧Ⅱ類。
偶然足下に・・・。
数年ぶりの出会いに心躍りました。
○オキナワチドリ(ラン科)。
日当たりのよい草地、ときに海岸沿いや山地の川岸などに群生する地生ラン。高さは10㎝程度。よく見る花は淡紅紫色をしていますが、まれに白色もあります。沖縄県RDB:絶滅危惧Ⅱ類。
2020年04月20日
4月の花や果実、いろいろと・・
渡嘉敷島にある3つの集落、「渡嘉敷」、「渡嘉志久(とかしく)、「阿波連(あはれん)」。その阿波連集落の近くから渡嘉志久へと伸びる久比里原林道(くびるばるりんどう)を散策してみました。
途中、渡嘉敷林道から眼下に渡嘉志久ビーチが見えました。左下に見える白い建物は児童文学作家の故灰谷健次郎氏の旧自宅だそうです。
梅雨入りも近いということもあり、蒸し暑い日でした。
林道沿いを歩いてよく見かけるのはシマタゴ。意外に多いと感じたのはリュウキュウマメガキです。
○リュウキュウマメガキ(カキノキ科)
○シマタゴ(モクセイ科)
○ギーマ(ツツジ科)
○リュウキュウクロウメモドキ(クロウメモドキ科)
○タンキリマメ(マメ科)
○ヤンバルゴマ(アオイ科)
こちらは阿波連ビーチ。珊瑚礁と青い海、白い砂浜のコントラストがすばらしく綺麗!
撮影地:渡嘉敷島。
撮影日:2020/4/18(土)
途中、渡嘉敷林道から眼下に渡嘉志久ビーチが見えました。左下に見える白い建物は児童文学作家の故灰谷健次郎氏の旧自宅だそうです。
梅雨入りも近いということもあり、蒸し暑い日でした。
林道沿いを歩いてよく見かけるのはシマタゴ。意外に多いと感じたのはリュウキュウマメガキです。
○リュウキュウマメガキ(カキノキ科)
○シマタゴ(モクセイ科)
○ギーマ(ツツジ科)
○リュウキュウクロウメモドキ(クロウメモドキ科)
○タンキリマメ(マメ科)
○ヤンバルゴマ(アオイ科)
こちらは阿波連ビーチ。珊瑚礁と青い海、白い砂浜のコントラストがすばらしく綺麗!
撮影地:渡嘉敷島。
撮影日:2020/4/18(土)
2020年03月23日
ヤエヤマキランソウ
林道脇、やや日当たりの良い斜面草地に10数株ほど点在していました。
葉は対生し縁に波状の鋸歯があります。茎全体に密生した毛も見られます。
シソ科独特の合弁花で左右対称。
本州等に自生するジュウニヒトエは、実際に見たことはありませんが、Web画像で見る姿は花が幾重にも重なるように咲いてまさに十二単という感じ・・・。しかしヤエヤマと名がつく本種は割と地味な印象です。
おそらく草刈りされるような場所ではないので今後少しずつ増えてくれることを期待したいです。
○ヤエヤマキランソウ(シソ科 別名:ヤエヤマジュウニヒトエ)
県内分布:久米島、石垣島、西表島、与那国島。低地のやや明るい林床に生える多年草。 竹富町希少野生動植物種(2017 年)、
沖縄県RDB:絶滅危惧ⅠB類(EN)。
葉は対生し縁に波状の鋸歯があります。茎全体に密生した毛も見られます。
シソ科独特の合弁花で左右対称。
本州等に自生するジュウニヒトエは、実際に見たことはありませんが、Web画像で見る姿は花が幾重にも重なるように咲いてまさに十二単という感じ・・・。しかしヤエヤマと名がつく本種は割と地味な印象です。
おそらく草刈りされるような場所ではないので今後少しずつ増えてくれることを期待したいです。
○ヤエヤマキランソウ(シソ科 別名:ヤエヤマジュウニヒトエ)
県内分布:久米島、石垣島、西表島、与那国島。低地のやや明るい林床に生える多年草。 竹富町希少野生動植物種(2017 年)、
沖縄県RDB:絶滅危惧ⅠB類(EN)。
2020年03月01日
トゲカズラ
去年の4月頃から、ちょくちょく観察していましたが、12月頃から小さな蕾をつけはじめ、この日満開でした。
アカメガシワに這い上がるように5~6mほどのびていました。以前は横にも枝を大きく張り出していたのですが、2度の大きな台風や伐採等でこぢんまりとなりました。
雌雄異株で集散花序。
爽やかなな香りを周囲に漂わせ、それに引き寄せられるように虫たちがたくさん群がっていました。
葉は対生。やや互生のものも見られます。
刺は若い側枝に見られました。
雄しべが長く突き出した雄花。花弁のように見えるものは萼片のようです。機会があれば雌花も見てみたい。
○トゲカズラ(オシロイバナ科) 国内分布:与論島、沖縄諸島~先島諸島、大東島。明るい林内~林縁に生える常緑のつる性木本。茎に刺があることが和名の由来のようです。
アカメガシワに這い上がるように5~6mほどのびていました。以前は横にも枝を大きく張り出していたのですが、2度の大きな台風や伐採等でこぢんまりとなりました。
雌雄異株で集散花序。
爽やかなな香りを周囲に漂わせ、それに引き寄せられるように虫たちがたくさん群がっていました。
葉は対生。やや互生のものも見られます。
刺は若い側枝に見られました。
雄しべが長く突き出した雄花。花弁のように見えるものは萼片のようです。機会があれば雌花も見てみたい。
○トゲカズラ(オシロイバナ科) 国内分布:与論島、沖縄諸島~先島諸島、大東島。明るい林内~林縁に生える常緑のつる性木本。茎に刺があることが和名の由来のようです。
2020年02月22日
シマアケボノソウ
ゆっくり歩いて40分ほど、標高200mほどの所。
この日は北風がふいていましたが、朝から太陽も顔をのぞかせていて暖かさを感じました。
シマアケボノソウは明るく開けた斜面の岩肌に数株自生していました。
紫色がどことなく高貴なイメージを感じさせる。
西表で初めて見た花ははもう少し紫色が濃い感じがしましたが、産地の環境や地質等で花色に変化があるのでしょうか・・
3週間ほど週末ごとに通いましたが、花弁を全開させたものもあったり、蕾から半開した状態で花を終える株もあったりで、個体によって様々な姿を見せてくれました。
これほど美しい花はなかなかないと思う。急斜面を見上げて、おそらく人の手には届かないだろうと思われる高い所に綺麗な花を咲かせている、こんな光景いつまでも残っていてほしいと心から願いました。
撮影地:石垣島
○シマアケボノソウ(リンドウ科) 県内分布:西表島、石垣島。日当たりの良い山地や林床に生える常緑の多年草。葉は同科のヘツカリンドウに酷似してます。竹富町希少野生動植物種(2017 年)、沖縄県・環境省RDB:絶滅危惧Ⅱ類(VU)。
この日は北風がふいていましたが、朝から太陽も顔をのぞかせていて暖かさを感じました。
シマアケボノソウは明るく開けた斜面の岩肌に数株自生していました。
紫色がどことなく高貴なイメージを感じさせる。
西表で初めて見た花ははもう少し紫色が濃い感じがしましたが、産地の環境や地質等で花色に変化があるのでしょうか・・
3週間ほど週末ごとに通いましたが、花弁を全開させたものもあったり、蕾から半開した状態で花を終える株もあったりで、個体によって様々な姿を見せてくれました。
これほど美しい花はなかなかないと思う。急斜面を見上げて、おそらく人の手には届かないだろうと思われる高い所に綺麗な花を咲かせている、こんな光景いつまでも残っていてほしいと心から願いました。
撮影地:石垣島
○シマアケボノソウ(リンドウ科) 県内分布:西表島、石垣島。日当たりの良い山地や林床に生える常緑の多年草。葉は同科のヘツカリンドウに酷似してます。竹富町希少野生動植物種(2017 年)、沖縄県・環境省RDB:絶滅危惧Ⅱ類(VU)。