2019年02月17日
シマソケイ
島北部の海岸近くでシマソケイ。

斜面に立ち、およそ4~5mほどかと思います。

キョウチクトウ科らしい果実をたわわにつけていました。

葉の間から、チラッと白い花も・・・。
花弁は5枚、平開タイプなんですね。

葉裏にズームイン。即脈がみごとに水平に出ています。
これを確認したかった。同じキョウチクトウ科のミフクラギと比べ大きな違いかな。
○シマソケイ(キョウチクトウ科) 県内分布:宮古、伊良部、石垣、西表。 常緑の小高木。低地林の伐採や材木の採取などで自生地と個体数が限られているようです。
沖縄県RDB: 絶滅危惧ⅠB類(EN)、竹富町希少野生動植物(2017)、
石垣市自然環境保全条例保全種(2015 年)
雨に濡れながら・・カンムリワシ。


斜面に立ち、およそ4~5mほどかと思います。

キョウチクトウ科らしい果実をたわわにつけていました。

葉の間から、チラッと白い花も・・・。
花弁は5枚、平開タイプなんですね。

葉裏にズームイン。即脈がみごとに水平に出ています。
これを確認したかった。同じキョウチクトウ科のミフクラギと比べ大きな違いかな。
○シマソケイ(キョウチクトウ科) 県内分布:宮古、伊良部、石垣、西表。 常緑の小高木。低地林の伐採や材木の採取などで自生地と個体数が限られているようです。
沖縄県RDB: 絶滅危惧ⅠB類(EN)、竹富町希少野生動植物(2017)、
石垣市自然環境保全条例保全種(2015 年)
雨に濡れながら・・カンムリワシ。

2019年02月11日
クサミズキ
意外な場所でクサミズキの花を見ることができました。

たくさん蕾をつけていましたが、少しずつ花開き始めました。



まだまだ花を楽しめそうです。
○クサミズキ(クロタキカズラ科) 県内分布:石垣島、西表島、与那国島。常緑小低木。高さは5mほどになります。花は1㎝にも満たないくらい小さくて目立ちません。果実は黒く熟し悪臭があるそうですが、どんなにおいだろう?
沖縄県RDB:絶滅危惧Ⅱ類(VU)、竹富町特別希少野生動植物種(2017)。
天気は曇り空でしたが、
久しぶりにサクラの花も見られて心は晴れ空(^^)

あれ?
クサミズキの記事・・以前に投稿していたのにすっかり忘れ、2度目の投稿になってしまいましたm(_ _)m

たくさん蕾をつけていましたが、少しずつ花開き始めました。



まだまだ花を楽しめそうです。
○クサミズキ(クロタキカズラ科) 県内分布:石垣島、西表島、与那国島。常緑小低木。高さは5mほどになります。花は1㎝にも満たないくらい小さくて目立ちません。果実は黒く熟し悪臭があるそうですが、どんなにおいだろう?
沖縄県RDB:絶滅危惧Ⅱ類(VU)、竹富町特別希少野生動植物種(2017)。
天気は曇り空でしたが、
久しぶりにサクラの花も見られて心は晴れ空(^^)

あれ?
クサミズキの記事・・以前に投稿していたのにすっかり忘れ、2度目の投稿になってしまいましたm(_ _)m
2019年02月05日
モミジチドメとクサミズキ~西表島より~
自生地を久しぶりに訪れました。
モミジチドメの花は数㎜・・
よっぽど目をこらさないと花の存在がわからないくらい・・。

私のマクロレンズもこれが限界・・。ほんと小さいなあ・・。
念願の花を見ることが出来ました。
○モミジチドメ(セリ科) 県内分布:沖縄島南部、石垣島、西表島、与那国島。日当たりの良い原野、草地に生える多年生草本。竹富町では希少野生動植物に指定されている種です。
・
・
・
クサミズキが県道から少し奥まったところで花を咲かせていました。
車をゆっくり走らせてもこれは気づかないかった・・(^^;)



遠目からは目立たない地味な花です。花びらに毛が多数見られます。
こちらも念願の花を見られてうれしい・・。
○クサミズキ(クロタキカズラ科) 県内分布:石垣島、西表島、与那国島。葉は意外と大きく、長さは10㎝~20㎝くらい。やや白っぽい花を多数つけます。沖縄県RDB:絶滅危惧Ⅱ類(VU)。竹富町特別希少野生動植物指定されている希少種です。
モミジチドメの花は数㎜・・
よっぽど目をこらさないと花の存在がわからないくらい・・。

私のマクロレンズもこれが限界・・。ほんと小さいなあ・・。
念願の花を見ることが出来ました。
○モミジチドメ(セリ科) 県内分布:沖縄島南部、石垣島、西表島、与那国島。日当たりの良い原野、草地に生える多年生草本。竹富町では希少野生動植物に指定されている種です。
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クサミズキが県道から少し奥まったところで花を咲かせていました。
車をゆっくり走らせてもこれは気づかないかった・・(^^;)



遠目からは目立たない地味な花です。花びらに毛が多数見られます。
こちらも念願の花を見られてうれしい・・。
○クサミズキ(クロタキカズラ科) 県内分布:石垣島、西表島、与那国島。葉は意外と大きく、長さは10㎝~20㎝くらい。やや白っぽい花を多数つけます。沖縄県RDB:絶滅危惧Ⅱ類(VU)。竹富町特別希少野生動植物指定されている希少種です。
2019年01月27日
コチョウインゲンとヒルギカズラ~西表島大原にて~
1/26(土)
西部地区に比べ若干、体感温度が低く感じる西表島大原。
やまねこ発見の地、南風見田(はいみだ)の浜


1965年5月5日大原中学校の生徒が「南風見田(はいみだ)の浜)」へ遠足で行った際、大きなネコを生け捕り。その全身骨格が今でも貴重なタイプ標本(発見の証拠になる標本)として東京の国立科学博物館に保存されているとあります。

世紀の発見ですね。
マングローブ林内で見かけたヒルギカズラ。

オヒルギの近くでつるを伸ばしていました。

羽状複葉なのですが、小葉は互生することもあります。

葉裏はやや白みをおび、細い葉脈が見られました。
○ヒルギカズラ(マメ科) 県内分布:石垣島、西表島。マングローブ林内に生える常緑つる性木本。「竹富町希少野生動植物及び特別希少野生動植物」に指定されています。
林道沿いでは、コチョウインゲン。



白い2 枚の竜骨弁が縁同士でくっついて筒状になり、これが長く伸びてクルッと回転しています。
花は白や紫色のグラデーション。よく見れば見るほど綺麗な花です。
○コチョウインゲン(マメ科) 県内分布:石垣島、西表島、小浜島。日当たりの良い原野に生えるつる性多年生草本。沖縄県RDB:絶滅危惧Ⅱ類(VU)。

久しぶりに太陽が出たり・・気持ちよい一日でした。
西部地区に比べ若干、体感温度が低く感じる西表島大原。
やまねこ発見の地、南風見田(はいみだ)の浜


1965年5月5日大原中学校の生徒が「南風見田(はいみだ)の浜)」へ遠足で行った際、大きなネコを生け捕り。その全身骨格が今でも貴重なタイプ標本(発見の証拠になる標本)として東京の国立科学博物館に保存されているとあります。

世紀の発見ですね。
マングローブ林内で見かけたヒルギカズラ。

オヒルギの近くでつるを伸ばしていました。

羽状複葉なのですが、小葉は互生することもあります。

葉裏はやや白みをおび、細い葉脈が見られました。
○ヒルギカズラ(マメ科) 県内分布:石垣島、西表島。マングローブ林内に生える常緑つる性木本。「竹富町希少野生動植物及び特別希少野生動植物」に指定されています。
林道沿いでは、コチョウインゲン。



白い2 枚の竜骨弁が縁同士でくっついて筒状になり、これが長く伸びてクルッと回転しています。
花は白や紫色のグラデーション。よく見れば見るほど綺麗な花です。
○コチョウインゲン(マメ科) 県内分布:石垣島、西表島、小浜島。日当たりの良い原野に生えるつる性多年生草本。沖縄県RDB:絶滅危惧Ⅱ類(VU)。

久しぶりに太陽が出たり・・気持ちよい一日でした。
2019年01月25日
ツルハグマ〜イダの浜小道にて〜
西表島船浮にて。
ここ数日暖かい日が続いてます。
イダの浜への小道でツルハグマの花が咲き始めました。

キク科にしてはめずらしく、垂れ下がるように伸びています。

花期は春なので、これから花が次々に開花していきます。

葉は互生で長さは10㎝前後。縁は全縁かまばらな微鋸歯がならんでいます。

やや下向きに咲く花。キク科によく見られる舌状花もなく地味な花ですね。
○ツルハグマ(キク科) 国内分布:大東島、西表島、与那国島。山地路傍になどやや日当たりの良い所に生える、つる性の多年生草本。常緑です。
ここ数日暖かい日が続いてます。
イダの浜への小道でツルハグマの花が咲き始めました。

キク科にしてはめずらしく、垂れ下がるように伸びています。

花期は春なので、これから花が次々に開花していきます。

葉は互生で長さは10㎝前後。縁は全縁かまばらな微鋸歯がならんでいます。

やや下向きに咲く花。キク科によく見られる舌状花もなく地味な花ですね。
○ツルハグマ(キク科) 国内分布:大東島、西表島、与那国島。山地路傍になどやや日当たりの良い所に生える、つる性の多年生草本。常緑です。
2019年01月22日
フートーの花咲いた~
ここ西表島では野生化したフートーが結構目につきます。


細長く大きな葉がフートーの特徴。

長い葉は20㎝くらいなるものも・・。

白色で沢山の雄しべが華やか!。ハッとするような美しい花です。
○フトモモ(フトモモ科) 分布:東南アジア~インド、南西諸島、小笠原。
渓流沿いなどに生え、高さ10mにも達する常緑の小高木。果実は熟すると黄色みを帯びバラのような匂いがします。味はうすいのですが甘くて生で食することができます。


細長く大きな葉がフートーの特徴。

長い葉は20㎝くらいなるものも・・。

白色で沢山の雄しべが華やか!。ハッとするような美しい花です。
○フトモモ(フトモモ科) 分布:東南アジア~インド、南西諸島、小笠原。
渓流沿いなどに生え、高さ10mにも達する常緑の小高木。果実は熟すると黄色みを帯びバラのような匂いがします。味はうすいのですが甘くて生で食することができます。
Posted by いたじい at
20:48
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2019年01月10日
ヤエヤマクロバイ
2019年。迎春。
1月9日(水)
西表島船浦にて。

高さは3~4mほど。

樹上には白い花々が広がっていました。

以前、イリオモテハイノキとして載せていましたが、その後どうしてもヤエヤマクロバイとの違いに悩み、琉球大学熱帯生物圏研究センター西表研究施設にて同定をお願いしました。開花時期、花や枝の色、わずかに伸びた若枝に毛が見られること(ルーペで確認)、垂れ下がる葉の様子などからヤエヤマクロバイという結論に至りました。同定に協力していただいた同研究施設のN先生に感謝申し上げます。

○ヤエヤマクロバイ(ハイノキ科) 国内分布:石垣島、西表島。ハイノキ科特有の長い雄しべが多数あり、白い花びらと相まってさわやかな印象を与えてくれます。
1月9日(水)
西表島船浦にて。

高さは3~4mほど。

樹上には白い花々が広がっていました。

以前、イリオモテハイノキとして載せていましたが、その後どうしてもヤエヤマクロバイとの違いに悩み、琉球大学熱帯生物圏研究センター西表研究施設にて同定をお願いしました。開花時期、花や枝の色、わずかに伸びた若枝に毛が見られること(ルーペで確認)、垂れ下がる葉の様子などからヤエヤマクロバイという結論に至りました。同定に協力していただいた同研究施設のN先生に感謝申し上げます。

○ヤエヤマクロバイ(ハイノキ科) 国内分布:石垣島、西表島。ハイノキ科特有の長い雄しべが多数あり、白い花びらと相まってさわやかな印象を与えてくれます。